日本アーレント研究会
Hannah Arendt Research Society of Japan
お知らせ(更新情報)
・第23回大会の個人発表の募集を開始しました。詳しくは下記をご参照ください。(2025年5月7日)NEW!
・研究会誌『Arendt Platz』第9号の電子版(PDF)を公開いたしました。こちらからご覧ください。(2024年11月29日)
・「日本アーレント研究会ハラスメント等防止細則」を2024年度総会にて制定し、HPに公開いたしました。詳しくはこちらをご覧ください。(2024年10月16日)
・公開合評会「押山詩緒里著『〈砂漠〉の中で生きるために――アーレント政治哲学の現象学的研究』(法政大学出版局)」開催のお知らせを掲載しました。詳しくは下記をご覧ください。(2024年9月5日)
・第22回アーレント研究大会の詳細について公開しました。詳しくはこちらをご覧ください。(2024年8月12日)
・「アーレント研究会特別企画:アーレントとパレスチナ問題を考える」のお知らせを掲載しました(2024年6月26日)
※すべての更新情報はこちら
■第23回アーレント研究大会 一般報告募集のお知らせ(6月6日〆切)
第23回アーレント研究大会(2025年度)を、次のとおり開催するはこびとなりましたことを、お知らせ申し上げます。今回は会の創設以来はじめて関西で実施いたします。
日 時:2025年9月6日(土)、9月7日(日)
場 所:神戸大学六甲台第2キャンパス
(詳細については、追ってHP上、および会員メーリングリストにて公開していく予定です。)
つきましては、アーレントに関するテーマで個人発表を募集いたします。
発表時間はおひとり90分間(討論含)となります。
発表希望の会員の方は、
①氏名
②所属
③発表テーマ(①~③はいずれも日本語と英語で表記)
④1000字程度の概要
⑤報告者の連絡先(e-mailアドレス)
を記して、arendttaikai@gmail.comへメールにてお申し込みください。
(応募先は事務局ではございませんので、ご注意ください。)
応募締め切りは、6月6日(金)です。[→締め切りを6月20日(金)に延長いたしました。6月14日追記]
報告者の選考結果につきましては6月中にご連絡さしあげます。
※注意事項
本会の個人発表への応募資格は会員のみとさせていただいております。
入会がお済みでない方は、報告応募のまえに本会事務局(arendtjapan@gmail.com)に入会申込書を提出し、ご入会いただいてから、発表応募をお送りくださいますようお願いいたします。
応募メールを受付次第、大会担当から受領確認の返信メールを一週間以内に送付致しますので、かならずご確認ください。
万一、一週間経っても受領確認のメールが届かない際は、お手数ですが再度ご連絡をいただきますようお願いいたします。
持ち時間90分(報告40分程度+質疑50分程度)で、時間を十分にとって専門家同士で議論を行う絶好の機会となります。
ふるってのご応募お待ちしております。
■【終了しました】公開合評会「押山詩緒里著『〈砂漠〉の中で生きるために――アーレント政治哲学の現象学的研究』(法政大学出版局)」開催のお知らせ(10月6日・オンライン)
この度、以下の公開合評会を2024年10月6日(日)に開催する運びとなりましたので、ご案内いたします。みなさまのご参加、お申し込みをお待ちしております。
趣旨:
現代社会において、「異質な他者の排除」という暴力現象はグローバルな規模で拡大している。ハンナ・アーレントは、現代における無世界性の拡大を「砂漠の拡大」と表現した(H・アーレント『政治の約束』、J・コーン編、高橋勇夫訳、筑摩書房、2008年、233頁)。「砂漠の拡大」とは、人間の政治的生が営まれる場所、すなわち異質な人々が自由に語り合い、互いの存在をあらわにする場所の喪失を意味している。
押山詩緒里氏は、2024年2月に刊行した『〈砂漠〉の中で生きるために――アーレント政治哲学の現象学的研究』(法政大学出版局)の中で、「人間の政治的生は、いかにして現象可能であるか」というアーレント哲学の根本的な問いを探究している。政治的判断力、構想力、共通感覚、「世界への愛」といったアーレント哲学の諸概念は、「砂漠」が拡大している今日の社会状況の中で、どのような意味と可能性をもっているのだろうか。
本企画では、アーレント研究の内外から、広く哲学・政治哲学・現象学の研究に携わる三名の方々にコメンテーターとしてご登壇いただくことで、本書の思考の射程を見定めるとともに、日本におけるアーレント研究の新たな展開を模索するものである。
日 時 : 2024年10月6日(日)13時〜17時
場 所 :オンライン(Zoomリンクは10月5日にご送付いたします)
※参加自由(無料)・要事前登録
申し込み方法:
以下のフォームよりお申し込みください。
申し込み期限は10月4日(金)です。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSesXxc70PvvcIvpCIdYi3VncFlzom5KqXhVu6kTMIqtUlh26w/viewform
【プログラム】
13:00-13:10 趣旨説明 司会:齋藤宜之(中央大学兼任講師)
13:10-13:30 自著紹介 押山詩緒里(法政大学兼任講師)
13:30-14:00 コメント1 橋爪大輝(山梨県立大学准教授)
14:00-14:30 コメント2 渡名喜庸哲(立教大学教授)
(休憩 14:30-14:40)
14:40-15:10 コメント3 齋藤元紀(高千穂大学教授)
15:10-15:50 コメンテーターとのディスカッション
(休憩 15:50-16:00)
16:00-17:00 フロアとのディスカッション
主催: 日本アーレント研究会
本企画は、JSPS科研費 21K00100 (課題名「『批判版全集』の精査にもとづいたアーレントの思想形成過程の解明」)の助成を受けています。
問い合わせ: arendttaikai@gmail.com
「日本アーレント研究会」について
本研究会の始まりは、2003年当時、一橋大学の院生数名でハンナ・アーレントについての小さな会を催したのがきっかけです。その後、若手を中心としたアーレント研究者をお招きして回を重ねてきました。この会を母体として、アーレント研究のさらなる発展・深化に寄与すべくリニューアルを検討し、2015年4月、気鋭の運営スタッフによる新体制のもと「アーレント研究会(Hannah Arendt Research Society of Japan)」を創設しました。その後、海外の研究者・研究組織との連携や会員数の拡大等に伴い、2018年9月に「日本アーレント研究会」となりました。
入会希望者・発表希望者は、どうぞお気軽にご連絡ください。
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